どもども、みかんの夫です。建築会社様のwebサイト制作で新しい情報を仕入れたので公開しますね。
2018年、2019年は対象の住宅新築する際に次世代住宅ポイントがもらえました。次世代住宅ポイント制度とは、一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。
2020年3月31日をもって受付を終了していますが、今年2021年3月より、次世代住宅ポイントに変わり、グリーン住宅ポイント制度が始まりました。
申請期間は短いですが、2021年10月までに申請すれば、かなりのポイントがもらえます。これから新築を検討している方やすでに新築を始めようとする方に知って得する情報になります。
グリーン住宅ポイントとは?
グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。
引用:グリーン住宅ポイント制度概要 https://greenpt.mlit.go.jp/about/
つまり、省エネ性能の高い木造住宅や長期優良住宅、ZEH住宅などを新築すると、ポイントがもらえ、追加工事や家電などの様々な商品と交換することができます。新築は30万ポイントももらえるので、新品の最新家電を入れることも可能です。
グリーン住宅ポイント対象要件とは
新築住宅の建築・購入が対象
対象申請者は注文住宅建築者や分譲住宅購入者に30万~100万ポイントが発行されます。
- 新築とは、契約時に建築から1年以内、第三者が未入居の住宅です。
- 一定の省エネ性能を満たす住宅が対象です。
- 購入者等が自ら居住する住宅が対象です。(申請は1人1回まで)
- 分譲住宅の売主は、宅地建物取引業免許を有する者に限ります。
グリーン住宅ポイント対象期間
グリーン住宅ポイントをもらうためには以下の期間に契約締結されていることが必須になります。対象日は、最初の契約(原契約)を締結した日とし、変更契約は対象になりません。
2020年12月15日〜2021年10月31日
グリーン住宅ポイント対象となる住宅とは
以下のⅰⅱのいずれかの省エネ性能等を有する新築住宅であることです。
ⅰ 高い省エネ性能等を有する住宅
- 認定長期優良住宅
- 認定低炭素建築物
- 性能向上計画認定住宅
- ZEH
ⅱ 一定の省エネ性能を有する住宅
日本住宅性能表示基準で定める断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅
※省エネ住宅にはオール電化がおすすめです。
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新築リフォーム前に知っておくべきオール電化のメリット
どもども、みかんの夫です。建築会社向けのWebサイトを制作する中で、オール電化にも詳しくなり、この度、沖縄電力さんのオール電化アドバイザーの認定をいただきました。 新築を建てる際やリフォーム工事でオー ...
もらえるグリーン住宅ポイント
高い省エネ性能等を有する住宅
基本ポイント 400,000ポイント+ポイント加算 600,000ポイント
=発行ポイント(加算がない場合) 1,000,000ポイント
(加算が無い場合は400,000ポイント)
一定の省エネ性能を有する住宅
基本ポイント 300,000ポイント+ポイント加算 600,000ポイント
=発行ポイント(加算がない場合) 900,000ポイント
(加算が無い場合は300,000ポイント)
必要な書類として住宅の省エネ性能等を証明する書類(住宅証明書等)があります。
以下の点をよく確認しましょう。
- 申請される住宅が省エネ性能等の基準に適合することの証明を登録性能評価機関等の第三者機関から受ける必要があります。
- 共同住宅等において、対象住宅を含む住棟全体で評価された住宅の省エネ性能等を証明する書類(住宅証明書等)でも、要件を満たす場合有効となります。
- 証明書の入手にはそれぞれ手数料が必要です。
- 申請に必要な証明書類は、ポイント発行を約束するものではありません。
(手数料は、発行機関により異なりますので、各機関にお問い合わせください⇒沖縄県では35,000円~50,000円ほどかかります)
(他の要件を満たさない、申請期限に間に合わない等)
引用;住宅の省エネ性能等を証明する書類(住宅証明書等)https://greenpt.mlit.go.jp/new-house/
沖縄県のグリーン住宅ポイント対象住宅証明書発行機関
沖縄総合事務局長2 沖縄建築確認検査センター株式会社 沖縄県那覇市樋川1-11-3-2F
TEL098-851-3382
グリーン住宅ポイント対象住宅証明書発行業務料金として、35,000円~50,000円ほどの料金がかかります。
リフォーム工事でのグリーン住宅ポイント対象要件とは
グリーン住宅ポイント制度の対象となるリフォーム工事の対象要件等をご案内します
- 工事の内容に応じてポイント発行します。
- 最低5万ポイント以上の工事が対象です。
- 賃貸住宅のリフォームも申請できます。
- 1,000万円(税込)以上は工事完了前の申請もできます。
- 上限内で同一住宅でも複数回の申請可能です。
対象となる者(申請者)がリフォーム戸別申請の場合、工事請負契約におけるリフォーム工事の発注者が申請できます。
リフォーム一括申請の場合、以下に該当するリフォーム工事の発注者が申請できます。
- ・全住戸の所有者
- ・管理組合法人
- ・法人でない管理組合
リフォーム工事・申請対象期間
工事請負契約 2020年12月15日~2021年10月31日
グリーン住宅ポイント対象のリフォーム対象工事とは
ⅰ~ⅲいずれか必須
i エコ住宅設備の設置
ii 開口部の断熱改修
iii 外壁、屋根・天井 または 床の断熱改修
ⅰ~ⅲと併せて実施した場合のみ対象
ⅳ バリアフリー改修
ⅴ 耐震改修
ⅵ リフォーム瑕疵保険等への加入
ⅶ 既存住宅購入加算
などがあります。詳しくはリフォーム業者さんに確認ください。
グリーン住宅ポイントの発行ポイントの考え方とは
リフォーム戸別申請の場合1戸当たりの発行ポイントは対象となるリフォーム工事等に応じたポイント数の合計を発行します。
1申請あたりの発行ポイント数(既存住宅購入加算を除く)の合計が50,000ポイント未満の場合は申請できません。
リフォーム工事は、新築購入より対象になりにくいようです。太陽熱利用システムで24,000ポイント、高断熱浴槽で24,000ポイント、高効率給湯機で24,000ポイントの付与になります。そのため、太陽熱利用システムと高効率給湯機(エコキュート)設置工事を行っても、50,000ポイントに足りません。
耐震改修や断熱改修など大規模なリフォーム工事があった場合、グリーン住宅ポイントがもらえるようです。
グリーン住宅ポイントで交換できる商品や工事とは
グリーン住宅ポイントで交換できる商品は家事負担軽減する家電から、インテリア、日用品、地場産品など様々なものがあります。木造住宅新築の場合、基本ポイントで30万ポイントがもらえますので、冷蔵庫や洗濯乾燥機など、かなり良い商品と交換できます。
ポイントを使った追加工事として、菌・ウイルス拡散防止工事、家事負担軽減に資する工事、停電・断水対策、水害・台風対策など、住宅仕様が高まる工事を行うことができます。
2021年までにグリーン住宅ポイント対象の木造住宅新築を契約すると、30万円相当のポイントがもらえます。
せっかく新築するなら、少しでもお得があった方が嬉しいですよね。是非、グリーン住宅ポイントを活用して、良い家づくりに繋がると良いですね。