こんにちは。南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築したみかんです。
新居に越して半年以上になりますが、ようやく子どもたちの預金通帳の住所を変更してきました!自分の通帳分は先に変更していたのですが、子どもたちの分はそれぞれの保険証が必要なため時間がある時に…とずっと先延ばしにしていたんです。引っ越すと通帳や免許証の住所変更など付随する諸手続きが本当に面倒くさいですよね。ようやく最後の手続きを終えて肩の荷が下りた気分です。
では、今日のテーマは、「オシャレな家づくりを目指すためのポイントとは」です。今回の記事を書こうと思った理由は、最近、我が家に遊びに来る友人に「どうしたらみかんちゃん家みたいなオシャレな家が出来るのかそのコツを教えてほしい」とよく相談されるからです。
既に家を建ててしまった友人からは「家を建てる時に、その情報を知っていればもっとステキな家が建てられたのに」とも言われます。
これから家を建てようと思っている人で、少しでもオシャレでステキな家にしたいと考えている方の参考になれば、と今回の記事を書くことにしました。
家は人生で一番高い買い物です。一生に一度建てるかどうか。どうせ家を建てるならオシャレな家づくりを目指しましょう!ということで、みかんなりの視点で「オシャレな家づくり」を考えていきたいと思います。
オシャレな家づくりには、「テーマ」と「統一感」が必要
インテリア好き上級者の中では、色んなテイストのインテリアを組み合わせた「ミックススタイル」を上手に取り込んでいる人もいます。しかしいろんなインテリアテイストをバランス良くオシャレに見せるのは、とても難しいテクニックがいりますし、家の中がごちゃついた雰囲気が出てしまい、オシャレから外れた家が出来かねません。
家を建てる、と決めたら「我が家はこんなテイストの家に住みたい」というテーマを設けると、デザインに統一感が出てきます。
普段から自分の好きな部屋や、家具の写真を収集していくと自分好みのテイストが見えてきますよ。
インテリアのドリームボードを作ってみよう。
好きなインテリアの写真が溜まってきたら、それを一枚の用紙に貼り付けていきましょう。
それまでは気付かなかったインテリアの好みや、家づくりにとりこみたいアイテムなど、ぼんやりとした形がハッキリと見えてくるはずです。
ちなみに下は私が作ったインテリアのドリームボードです。カフェっぽいスタイルが好きな私は、ドリームボードでもしっかり好みがでていますね。
このドリームボードを打合せに持っていってもいいですし、切り抜きを持っていってもいいでしょう。
自分の好きなインテリアテイストを言葉で伝えることは難しいですが、画像があれば設計士やインテリア担当者に伝えやすいですしね。
建築会社選びがとても重要
家を建てるには、建築会社選びは重要なポイントです。 建築会社が家を建てるからというのはもちろんですが、施主側が希望するイメージをくみ取り、デザインの統一感を出せるかが、オシャレな家を建てるための大切な要因になるからです。
建築会社は家を建てる上で、お施主様のバディ(相棒)になる存在です。自分たちの要望を叶えてくれるバディ(相棒)を選ぶのは、施主側ですから、建築会社の選定には時間をかけ、より自分たちの意見をくみ取ってくれるところを探した方がいいと思いますよ。
下記は私が考えるオシャレな家を建ててくれる建築会社を選定するコツです。
建築会社にも得手不得手があることを知ること
木造に強い建築会社、RCに強い建築会社、設計に自信のある建築会社、ローコストを売りにする建築会社など、世の中にはいろんな建築会社があります。オシャレな家を建てたい人は、その中でもデザイン性の高い建築会社をオススメいたします。専門性が高い分だけ、建てたい家のイメージを汲み取ってくれ、話がスムーズに進みやすくなります。
金額では比較せず、建築実績で好みのデザインのものがあるか確認すること
建築会社を選定するためには、何社か見積もりを取ると思います。勿論金額の安さは魅力的ですが、最終的に決めるべきポイントは「構造」と「デザイン」だと私は思います。
家は建てたらほとんどの方が一生そこに住むものです。頑丈でしっかりとした作りで、デザイン性の高いオシャレな家だったら、家に帰るのが待ち遠しくなりますし、家で過ごす時間はとても楽しいものになるでしょう。
オシャレな家を建てるためのポイントとは?
ここからは実際に家を建てるうえで、他の家よりワンランクオシャレに見えるポイントをお伝えします。
外装編
①外壁は家のボディ。外壁の選択によって、オシャレな家か残念な家になるかは紙一重。
→外壁材によって「安っぽい家」に見えることがあります。色の配色もそうですが、外壁材にある程度厚みがあった方が重厚感が出、安っぽい家になるのを防ぐことができます。また数年後も同じ色を保持出来ればいいんですが、ある程度色落ちや雨だれなどで汚れていくものなので、数年後の姿も想定して外壁材を選定するのもいいと思いますよ。
②窓は家の目。引き違い窓だけでなく、他の種類の窓との組み合わせや、窓の配置バランスに気を付けるべし。
→日本でいう窓とは、「引き違い窓」を指していることが多いと思います(2枚以上の窓を、平行した2本以上の溝の上を移動させることによって開閉するタイプの窓のことです)日本で一番多く流通しているため、コストが安いのが特徴ですが、引き違い窓のみだとのっぺりした印象を与えるため、上げ下げ窓や縦すべり、横すべり窓と組み合わせた方が外観が洗練されて見えますよ。
③玄関は家の顔。玄関をどこに設置するか、どうデザインするかで家は変わる。
→昔から玄関は家の顔というように、目立つ場所でもあり、家族以外の目にも止まりやすい場所です。玄関のデザインによってオシャレな家か、そうでない家か決まります。目立つ部分である分、自分たちの持つ玄関イメージと、設計士のイメージとのすり合わせが重要な箇所にもなります。
内装編
①リビングの内装から先に決める。
→リビングは他の部屋に比べて、求める雰囲気がイメージがしやすい場所。リビングの内装デザインを先に決め、そのイメージに合うように他の部屋の内装デザインを決めていくと、デザインに統一感が出しやすくなります。
②照明、アクセントクロスでアクセントをつける
→照明とクロス(壁紙)は、オシャレ感を出しやすいアイテムです。ここぞというポイントに顔となる照明と、アクセントクロスを使いましょう。オシャレ感が増すこと間違いなしですよ。
③見せる収納スペースを設けて、見せ場を作る
→一か所でもいいから見せる収納スペースを設けると、部屋があか抜けて見えオシャレ感が増します。また見せる収納があることで日ごろからまめに片付けを意識し、家をキレイに保てるのでオススメですよ。
以上を意識して、設計に取り込むとオシャレな家が出来上がります。
ちなみにこれはあくまでも私がネットやルームクリップなどで色んなお家を見て考え出したオシャレな家を建てるコツです。もっと色んな方法もあると思いますが、あくまでも一施主側からの提案としてお役に立てれば幸いです。
結論:オシャレな家を建てるための重要なポイントとは
最後に、ご質問いただいた友人にも話していることですが、家は、自分だけが満足するのではなく、そこに住む家族全員が満足することが一番大切なことだと思います。デザイン性を重要視した結果、家事・生活動線が悪く、機能性が欠けてしまっては、住み心地の悪い家になってしまいます。家族のみんなが使いやすく住みやすい家にプラスアルファ、オシャレが加わる家が本当にステキでオシャレな家だと私は思います。
家族で「どんな家にしたいのか」しっかり話し合い、ステキな家を建ててくださいね!
ということで、今日はここまで。
次回はまたweb内覧会に戻ろうかな。私の一番お気に入りスペースのトイレについて取り上げようと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。