こんにちは、南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築したみかんです。
今回は、数字に疎いみかんはほとんど関わらなかった『火災保険選び』。だから、火災保険を選んだ夫が記事を書いています。
どもども、みかんの夫です。
以前のアパート暮らしの時には、『2年毎の更新で保険料は15000円』という、そこまで負担に感じなかった『火災保険料』。戸建て住宅になったら、物凄く負担のあるものなんですね~しかも、火災保険料って、住宅の構造で大きく違う事を知っていますか?
一般的には、耐火構造と非耐火構造に分かれているみたいで、我が家は耐火構造です。ここでは、構造の違いで火災保険料、地震保険料が高くなるよ~ってお話です。
火災保険未加入!台風24号・25号あらわる
毎週のように出来上がる家の家の打合せから確認やらで、超忙しく、竣工後の完成見学会、引越しといったバタバタな毎日から、保険加入の手続きはすっかり忘れていました。
火災保険加入してないまま、超強力な台風24号さんがやってきてしまったのです。新築で初めての強力な台風にドキドキしてましたが、「保険入っていない」という事に気が付いてから、破損したらどうしようと、ドキドキがビクビクになっていました。
しかし、我が家のまわりに6階建てのアパートと建築中のCB住宅があり、その2つのおかげで我が家は強風から守られました。停電もなく、破損もなく、結果的には無事に台風をやり過ごせました~
24号通過後、保険加入を申請
またまた、25号がやってくるというニュースに、速攻で知り合いのファイナンシャルプランナーに相談。そこで衝撃の言葉が!!
「台風25号が過ぎてからの受付になります。」
えぇ~、保険って入りたい時に入れないんだ!!確かに、リスクの高い時に保険加入はできないですし。25号でも被害が無いように、心底、祈りました。
火災保険って色々あるんだ~
戸建ての火災保険に初加入のため、相場は分からない。とりあえず、数社の見積をもらいました。数社とも大まかに2、3つのプランに分かれています。
- 必要最低限プラン
- 充実プラン
- 全部保証プラン
こんな感じかな。必要最低限プランは火災が起きた場合の保険となり、風災、盗難などの保障はあるけど、補償額が一定で、自己負担があります。全部保証プランは、水災、洪水、高潮、土砂崩れなども保障対象です。
火災保険ってこんなに高いんだ~
それぞれのプランの金額については、建物の評価額や家財の評価額によって変わってきますが、我が家は2世帯住宅で、省令準耐火建物、T構造、建物評価額4,000万、家財2,000万で申請しました。※保険料は住宅の概要によって変わると思いますので、参考までに。
その場合の保険料がこちら
- 必要最低限プラン 月4,000円
- 充実プラン 月4,200円
- 全部保証プラン 月4,800円
年間にすると、
- 必要最低限プラン 年47,000円
- 充実プラン 年50,000円
- 全部保証プラン 年58,000円
保険料を年一括払いにすると、5%OFFとなります。しかし、10年一括だと18%OFFくらいになるので、我が家は充実プランの10年一括で申し込みました。
ちなみに我が家は盆地にあり、水害の心配がなかったので、充実プランで良いかなと選びました。
恐怖!木造住宅が省令準耐火構造じゃなかったら
その頃は、火災保険の相場は分からなかったので、年間1,2万くらいと思っていましたが、まさか、年間5万円ほどになるとは思っていなかったので、省令準耐火構造でなければ、2倍ほどになるようです。カッコつけて、家の中に梁とか見せたら、大変なことになっていたという事ですよ。
昔は、35年一括払いの保険契約があり、その際は60%ほどの差異があったようです。※現在は、10年一括払いまでしかありません。
省令準耐火構造でなければ、火災保険料が10万くらいかかるとなると、火災保険に加入したくなくなりますね~
耐震等級で地震保険が50%OFF!!
火災保険料と併せて、地震保険料も上記料金に含まれていますが、実は地震保険は5年更新なので、5年後に保険料の支払いがあります。我が家の地震保険料は8万円でした。地震保険にも割引制度があり、耐震等級3の構造なら50%OFFになります。
建築前に火災保険についても考えよう
我が家の場合、省令準耐火構造に、耐震等級3、新築割引、オール電化割引などで、火災保険料は42万円ほどになりました。
イニシャルコストをかけ、ランニングコストを抑えるために設計を依頼した家なので、保険料はかなり抑えられていますが、ローコスト住宅だと、保険料などのランニングコストがかなりかかると思います。我が家がローコスト住宅で建てなかったのもそこが理由でした。
耐震構造や省令準耐火は、間取りに制限があり、見た目やデザインに影響されてしまうので、設計段階では、ほとんど考えない項目かもしれません。しかし、後々、保険料支払いに大きな影響があるものと覚えていた方がいいですよ。
あと、火災保険加入は、入居時(引渡)と同時に加入するのが一般的みたいです。我が家のように、引越し後に慌てて加入しないようにしましょう。
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