こんにちは。南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築したみかんです。
家づくりの記録としてスタートしたこのブログですが、書き始めた時点で棟上げも済んでいました。木造住宅は棟上げすると早いもので、あれよあれよという間に家が建ってしまいます。本当だったら、「着工〇日目」「棟上げ〇日目」という記録を残したかったんですが、実際もう住んでいるし、過去の記憶は飛び飛びになってしまったので、今日は飛び飛びの記憶と残っている画像をこれ以上忘れないうちにアップしたいと思います。
木造住宅が建つまでの流れとして参考になれば幸いです。
引渡後に渡されるアフターサービス基準書
我が家は一級建築士事務所ハルモデザインさんで家を建てました。ハルモデザインでは、引き渡しの時に、アフターサービス基準書と書かれたファイルと導入した設備一式の取扱説明書をファイルにまとめたものを渡されます。
アフターサービス基準書ファイルの中には、アフターサービスについての書類一式、工事に関する図面一式と家に関する保証書やローン関係の書類一式、地盤調査報告書、施工業者一覧表が含まれますが、現場管理の写真集も含まれていて、今日はそれを参考にしつつ書いていきたいと思います。
↓アフターサービス基準書。
これを渡されたときに、この家は自分たちのものなんだな、と改めて実感し感動しました!
地鎮祭について
我が家は、平成30年2月20日に地鎮祭をしました。あいにく私は仕事で参加することはできませんでしたが、祭典当日は神主様をお迎えし、私以外の家族と設計士のK氏で地鎮祭を行いました。地鎮祭では、土地の神様に住宅建築の報告、工事中の安全と立派な竣工、そして施主様と参加した皆の健康と繁栄を祈願していただきました。
ちなみに我が家のお供え品は下記でした。お供え物は各家庭で異なると思いますので、参考までに記載しますね。
- 果物一盛(リンゴ・オレンジ各3、バナナ1、ぶどう1)
- お菓子一盛(和菓子15個)
- 野菜一盛(大根1、きゅうり・トマト各3)
- 塩300グラム
- 生米3合(洗わずお皿に盛る)
- 酒、水各1杯
着工について
基礎工事の着工は、一か月近くあとの3月15日でした。この時期は、年度末で忙しく私と夫が実際現場を見に行ったのは4月に入ってからだったような。このように見れない時期の様子が分かるのは嬉しいですね。
配筋検査
基礎の配筋検査は着工から5日後、3月20日でした。配筋検査と言われてもピンとこないのですが、図面通りに基礎に鉄筋が組まれているかチェックを受ける検査です。この検査に合格するまでは、コンクリートを打設することができないようです。
立ち上がり型枠組
3月26日に立ち上がり型枠組工事をしています。
ベタ基礎は、ベタ打ちしたスラブの上に、高さを400ミリ以上の「立ち上がり」設ける方法が一般的となっているそうです。調べるとハルモデザインさんは、450ミリの高さになっているようですね。それが下の写真です。この立ち上がりは、建物完成後の点検をするためと、多湿によるシロアリ被害を防ぐため、また地面からの上がってくる湿気を防ぐために必要なようです。
コンクリート打設、3日後の全景
ここには載せていませんが、3月30日にコンクリートを打設しました。画像は4月2日に撮ったものです。コンクリートを流し込んだ後、最低3日ほど養生が必要です。これはちょうど3日後に型枠を外した後に撮られた画像です。
ちなみに、コンクリート打設の際は、固まっていないコンクリに水が入ると強度が低下するので雨が降った際は工事を延期してもらった方がいいとのことです(逆にコンクリが固まった後は、雨が降っても全く問題ないそうです。むしろ湿潤養生が必要なようでお天気が続くとコンクリに水をかけたりもするそうです)
棟上げ式について
基礎工事のあとは、本体の木工事に入ります。土台から柱を立ち上げ、梁や桁などの横架材をわたし、主要な骨組みを造る作業です。棟が上がる際には棟上げ式を行いました。我が家の棟上げは4月10日でした。3月15日に着工して一か月以内に棟上げしているので、木造は建て始めると早いですね。棟上げ式について、我が家は職人さんや親類を招いて、ソーキ汁やオードブルなどをふるまいました。この日に、頭領さんに紫微鑾駕(しびらんか)を柱に取り付けてもらいましたよ。
※紫微鑾駕(しびらんか)とは、沖縄に伝わる古い習慣で、木造建築の棟木に掲げられる除災招福の護符のことです。家のお守りですね。
またしても長くなりそうなので、棟上げ後の流れについては、また次回。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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