新築の窓選びは結構重要!!

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こんにちは。南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築したみかんです。
引っ越して二か月近くになりますが、ようやく少しづつ落ち着いてきました。ブログももう少し頻度高くアップしていけそうです(ルームクリップに浮気しまくってあちらの方が更新頻度高めですが)

今日は実際に住んでみたからこそ分かる、新築窓の選び方について書いていきたいと思います。では、まずは簡単にそれぞれの窓についてご説明。

戸建てでよく使われる窓の種類とは?

引き違い窓

引き違い窓

窓と言われると真っ先に思いつく窓が「引き違い窓」ではないかと思います。日本では一番多く普及していて価格も安価ですが、気密性が低く外側の窓の掃除がし辛いというデメリットもあります。

掃き出し窓

掃き出し窓

図の通り、下枠が床に接する窓です。アパートは掃き出し窓が多いイメージですね。開放的で採光、通風に優れている反面、防犯面やプライバシーの点では弱いです。気密性も低いというデメリットもあります。

縦すべり窓

縦すべり窓

ビジネスホテルによくある窓といえば分かりやすいでしょうか。外の風を取り込みやすい窓で、気密性も高いです。掃除もストッパーを外すと外側の面にも手が届きやすい、とのこと。
デメリットとしては、雨が降ると室内面のガラス、室内にも雨が吹き込みやすいので注意が必要です。最近の戸建て住宅では、人気の窓の一つです。

横すべり窓

横すべり窓

縦すべり窓を90度回転した形ですが、通風性・通気性は縦すべり窓に劣ります。最大のメリットは多少の雨が降っても窓が庇代わりになるため、室内に雨が吹き込まないこと。また縦すべり窓同様、気密性が高く高気密高断熱住宅向きの窓の一つです。窓も縦すべり窓同様、ストッパーを外すことで掃除しやすいと言われていますね。

上げ下げ窓

上げ下げ窓

上部分がFIX(固定)で、下の窓を上下にスライドさせる窓です。外部から侵入し辛く防犯性に優れた窓ですが、引き違い窓同様、外面の掃除はし辛い窓といえます。

FIX窓(はめ殺し窓)

Fix窓

窓枠にガラスがはめ込まれただけの開閉機能のない窓。当然通気性はなく、採光、眺望を目的とした窓です。

我が家の窓は、18か所!一番多かったのは横すべり窓

窓の種類を把握した上で、我が家の窓をご紹介。
まずは、間取り図と窓の種類です。

赤丸→横すべり窓
赤丸星付き→横すべり窓(オペレーターハンドル) 
緑丸→上げ下げ窓
青丸→引き違い窓 
黄色丸→FIX窓

子世帯の窓の数を数えると、全部で18か所ありました。なんとそのうち11か所が横すべり窓。しかも一番人気の縦すべり窓は一つもありませんでした!

元々、カーテンがあまり好きでない私たち。引き違い窓を多用すると、カーテンもしくはブラインドなど目隠しのためのアイテムが必要となります(実際、子ども部屋はカーテン。ダイニングはロールスクリーンを使用予定です)その費用もバカにならないと聞いていたため、必要最低限、通風採光できる横すべり窓が増えたという訳です。

ちなみに場所によっては縦すべり窓でも良かったのですが、そこまで通風にこだわらない夫婦の上、横すべりの方が室内インテリアを置く上で便利かな?と思い、縦すべりの採用はなし、でした。
なので、通風については、縦すべり、横すべり窓の比較などはできないのですが、横すべり窓を多用したことで、特に通風で不便を感じたことはありません。
急な雨降りのことを考えると庇代わりにもなる横すべり窓で良かった、と思うのですが、我が家が選んだ横すべり窓には、ただ一点、そしてとても重要な問題点がありました(その問題点については後ほど記載します)

仕様によっては、室内に雨が吹き込む引き違い窓、上げ下げ窓

以前住んでいたアパートは、引き違い窓と、掃き出し窓しかありませんでした。引き違い窓は、外廊下側。掃き出し窓にはベランダがついていました。だから多少の雨が降っても室内に雨が吹き込むことはなかったのですが…。

新居の引き違い窓、上げ下げ窓には、ベランダが接してないため風向きによっては、雨が中に吹き込むことがあります。
軒を60センチ出したけど、吹き込むときは吹き込みます(風がないと勿論大丈夫ですが)
沖縄は、スコールのような急な大雨も多いため、雨が降ったときは家の五か所ある引き違い窓、上げ下げ窓を慌てて閉めに走ります。
その分、横すべり窓は相当風が強くないと、室内に雨が吹き込まないため雨が降ってても窓を安心して開けられます(湿度を考えると閉めた方がいいんですけどね)

勿論、軒が大きく出ているところ、窓の上に庇がある家ではそんなことないのですが、予算をケチってしまった我が家には、それぞれの窓の上に庇はないので雨が降ると慌てて窓閉めに走らないといけないワケです(笑)

リクシル横すべり窓は、掃除ができない窓もある!

さて、ほとんどの窓を横すべり窓にした我が家ですが、入居してみて初めて気づいた後悔ポイントがあります。
11か所ある横すべり窓の内、半分以上にあたる6箇所が高所用の大き目の横すべり窓で、オペレーターハンドルがついています。窓を開けるときは、くるくるハンドルを回して窓を開けるタイプのものです(上図でいうと、赤丸星印がコチラ)

↓我が家はこれのオペレーターハンドルタイプ

横すべり窓オペレータータイプ

他の横すべり窓は、ストッパーを外すと窓が回転して掃除ができるようになっているのですが、オペレーターハンドルがついているタイプは、どこを探してもストッパーがない。サッシ枠にも掃除方法が書いていない。リクシルの掃除サポートに問い合わせたところ、「室内側からは外面ガラスの掃除ができないタイプになります」とのこと。

みかん
まさか、掃除ができないとは!!!

これは、かなりの後悔ポイントです。窓を選ぶ時には、室内に家具を配置しやすいように、屋外からの視線が気にならないように、高所用の横すべり窓を選んだのですが、掃除のことまで考えて選びませんでした…。
一階ならいいのですが、我が家は二階。主寝室以外の窓については、幅も小さいため見て見ぬフリをしていますが、主寝室の窓は少し大きめのため、窓ガラス外面の汚れはやはり目立ちます…。

窓選びのポイント

コスト面を考えると、引き違い窓一択かもしれませんが、引き違い窓だけだと気密性も低くなるし、デザイン性を考えるとあまりおススメはしません。軒が十分出ていて窓上に庇もあるようでしたら雨については心配いりませんが、ない場合は急な雨の際、家じゅうの窓を閉めて回らないといけなくなりますしね。
やはり気密性も高い縦すべり窓、横すべり窓を多めに組み合わせながら窓を選択するのがいいと思いますが、掃除方法まで考えての窓選びを激しくオススメします(横すべり窓も掃除できるタイプもちゃんとありますので)

では、今日はここまで!
『窓の目隠しは何が最適か』について書きたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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