こんにちは。南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築中のみかんです。
今回は、我が家が建築士事務所(設計事務所という方が一般的なようなので、今後は設計事務所と記載します)に決めるまでの話を書きたいと思います。
前回はこちら。
決めるまでの話というより、業者の種類について書いて力尽きました・・・
家づくりについて勉強を始める
さて、こちらからが本題です。みかん家の家づくりへの道のりは、ブログの冒頭でも、「数年前に親世帯が住んでいた家が区画整理のため取り壊しになり」と記載しましたが、取り壊しになったのが6、7年ほど前のことでした。実際、建て替えの許可が出るのは何年か先と思われましたが、いつ建て替えてになってもいいよう、慌てて家づくりの勉強を開始しました。そこで、家づくりの本や施主ブログを読みあさり、ある程度の知識を身につけ、まず、みかん一家が初めて訪れたのは、ハウスメーカーでした。
ハウスメーカーの見学会へ行く
勉強していったにも関わらず、モデルハウスと営業さんの数に圧倒され、どこのモデルハウスに行っても、「じょうとうだなあ」という感想しか出なかったのを覚えています。
御多分に漏れず営業さんから熱心な勧誘攻撃を受けましたが、「区画整理に時間がかかり、数年後にしか建て替えられない」
という話を伝えた瞬間、営業さんの勧誘熱がすっと冷めていくのが手に取るようにわかってちょっと面白かったです(営業さんもお仕事だったのにごめんなさい)
いや、我が家もできれば早く建てたかったんだってば。でも、色々勉強させていただきました。
工務店の見学会へ行く
次に回ったのが、工務店です。いくつかの工務店の完成見学会を見て回りましたが、営業さんの熱心さも家の品質も本当にピンキリでした。ハウスメーカーの時も痛感しましたが、施主が業者を見定める目を養うこと、家を建てることについてちゃんと勉強することが必要だな、と実感しました。
当時はローコスト住宅でいこうと漠然と決めていて、設計事務所=コストがかかる、というイメージがあったのと、沖縄で木造メインの設計事務所を見つけられなかったということもあり、設計事務所は残念ながら選定候補外でした。
工務店に決めてたのに、家は建てられない
ほぼほぼ、デザイン型工務店のH社でローコスト仕様で決まりか、と思っていましたが、いつまで経っても建て替えの許可がおりません。
あっという間に数年が経ち、もう家づくりへの熱も冷めかけた昨年の夏、急に市から建て替えの許可が下りました。いざ、ローコスト住宅で家を建てようと親世帯・子世帯で話し合ったときです。それぞれ家づくりについて漠然と希望を持っていましたが、いざお互いの希望を出すと、出るわ、出るわ。
結果、みかん家にはローコスト住宅では叶えられそうにないこだわりがたくさんあり、ローコスト住宅では建てられないのではないか(建てたとしてもオプション費用がプラスされ、結果ローコストにはならない)、という結論になりました。
そんな時、タイミング良く私の従姉妹の夫であるK氏が元いた設計事務所から独立し、木造住宅メインの設計事務所を立ち上げたのです。
決定したのは、設計事務所でした
数年前までは、選定候補外だった設計事務所ですが、
- 完全自由設計で親・子両世帯の要望を隈なく取り込んで設計してもらえること。
- 工務店H社に依頼した場合は、両世帯のこだわりを全て取り込むとオプション費用での対応が多くなり、相対的に費用が高くなることが見込まれたが、設計事務所の場合では、予算内での細かい調整に応じてもらえたこと。
- ローコスト住宅を勉強すればするほど、修繕など後々かかるランニングコストまで含めて計算すると、建築時はイニシャルコスト(初期費用)がかかってもいいのではないか、という考えになったこと。
- 構造見学会を見る機会があり、建て方について詳しく学ぶことができたとともに、施工監理の大切さを知ったこと。
以上の理由により、我が家は設計事務所を選ぶことになりました(横繋がりといえばそれまでですけどね)
次回は、ローコスト住宅を選択しなかった理由について、もう少し詳しく書きたいと思います。
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