こんにちは。南の島、沖縄で木造二世帯住宅を建築したみかんです。
入居前web内覧会も一段落したので、今回は私が昨年取った資格について、二記事ほど書いていこうと思います。
家づくりをするに当たって、自らも率先して間取りや内装に関わったのは
- 新築を機会に家の中のモノをスッキリさせたい。
- 友達を気軽に呼べる、いつでもキレイな家にしたい。
- 片付けや掃除がしやすく、でも見た目はオシャレにしたい。
そんな家を作っていきたい、という気持ちがあったからです。
でも気持ちだけでは、設計士の専門的な話しについていけない部分もあったので、暮らしやインテリアに関する資格(整理収納アドバイザー1級、ルームスタイリスト1級、カラーコーディネーター3級)を昨年一気に取得しました。
ほぼ半年で三つの資格を取ったためハードスケジュールではありましたが、おかげで自分自身満足の出来る家づくりが出来たと思います。
今回はその中で、整理収納アドバイザー1級試験を受験した時の話をしていきますね。
昨年(平成30年)7月と8月に受けた際の情報になります。
整理収納アドバイザー1級試験とは
2級認定者且つ、1級予備講座を受けた人を対象に、受けることが出来るのが整理収納アドバイザー1級試験になります(ユーキャンで整理収納アドバイザー修了者も受験可能です)これに受かると、晴れて整理収納アドバイザーとして名乗ることが出来、お片付けのプロとしてお客様に整理収納アドバイスを行うことが出来るようになります。
1級試験は、1次試験(筆記)と、2次試験(研究発表)に分かれます。両方の試験に合格することで晴れて整理収納アドバイザーを名乗ることが出来るんですね。
各試験内容は以下になります。
※ハウスキーピング協会のHPより抜粋しました。
https://housekeeping.or.jp/about_license/grade1/examination/
https://housekeeping.or.jp/about_license/grade1/examination/#area4
1次試験 | 2次試験 | |
受験料 | 8,640円 (税込) | 10,800円 (税込) |
受験資格 | 2級認定者且つ、1級予備講座受講修了者 ※ユーキャン修了者は終了後申込み可能 |
1次試験合格者 |
時間 | 120分 ・2次試験説明 30分 ・筆記試験 90分 |
約180分 ・2次試験説明 約30分 ・実技試験 一人20分間 |
試験形態 | 筆記試験 (マークシート形式 100問) ※1級予備講座と2級認定講座の内容とテキストから出題されます |
研究発表 (プレゼンテーション形式 一人20分間) ※3~5名のグループで行います |
合格基準 合格率 |
合格基準 70点以上合格 合 格 率 70~80% |
合格基準 70点以上合格 合 格 率 80~90% |
テキスト改定に よる受験対策 |
テキスト (2018年4月改定) ※2018年4月以降の予備講座カリキュラムは、2018年改定版(Version.5)の内容となります。 |
|
合格発表 | 約1ヶ月後 ハウスキーピング協会ホームページに 合格者の受験番号を発表 ※合否結果の郵送はしません |
およそ2ヶ月後 合否結果を郵送 ※合格者には認定証を同封しています |
私の整理収納アドバイザー試験対策(1次試験)
1次試験は、90分100問のマークシート形式ですが、カラーコーディネーター試験の時はかなり時間を余らせて退席した私でしたが、整理収納アドバイザーの1次試験では時間内に問題を解くのがいっぱいいっぱいでした。
90分100問なので、解く時間はあってもあまり見直す時間は取れませんでした。あと、これは受験したみなさん言ってましたが、引っ掛けというか独特の日本語の使い方?に戸惑ってしまいました。
試験を終えて、出た感想「これはヤバイ。落ちるかもしれん…」
一緒に予備講座を受けたメンバーにも、「2次では会えないかも…」と弱音を吐いてました。
そんな私がここで書けることはあまりないのですが、ハウスキーピング協会のHPにも書いてあるように、「1級予備講座と2級認定講座の内容とテキストをよく読んで理解すること」が最大の試験対策だと思います。
試験対策アプリ(2400円くらい)もありますが、私としては「傾向をつかむには購入してもいいかもしれないけど、なくても特に問題はない」とは思います。
私は傾向をつかむために購入しましたけどね。
私の整理収納アドバイザー試験対策(2次試験)
落ちるかもしれないと思った1次試験。ハウスキーピング協会のwebに自分の受験番号が載っているのを見た時は大喜びでした!でも喜んでばかりもできません。
なぜなら、1次合格後に2次試験の準備を始めるには、期間がものすごくビミョーだからです。
平成30年沖縄試験は、下記のスケジュールでした。
1次試験 7月18日(水)
↓
1次試験合格発表 8月18日(土)
↓
2次試験 9月18日(火)
2次試験は、研究発表(プレゼンテーション形式 一人20分間)です。
- 今後、第三者に対して行おうと考えている整理収納の「提案編」
- 実際に整理収納作業を行った結果を発表する「実作業編」
どちらかを選択して発表するのですが、試験までには下記の過程をこなさなければいけません。
- 提案編、実作業編どちらにするか考える
- 対象者探しをする(実作業編)
- 対象場所を考える
- 実際のテーマを考える
- 実際の作業を行う
- プレゼン資料を作成する
私は、実作業編(私と同じ部屋で研究発表した全員が実作業編を選んでいました)にしようと決めていたので、友人に1次受かった際は実作業のお願いをしていました。
そう、1次に受かっても受からなくても事前に実作業をさせてもらえる人を探しておくこと!これが2次試験の最大の対策だと思います。対象場所も事前に把握しておくと慌てず済みますね。
私の場合は、自分自身の引っ越し作業もあったので、スケジュール上、1日で実作業をしないといけませんでした。友人宅のヒアリングはメールでのやり取りになりました。ヒアリングの結果、押入れを片付けることにしました。
実作業については、講座で習った通り片付けていったのですが、ところどころでこの箇所の写真も撮れば良かった!と思ったので、撮りすぎ!と思うくらい写真を撮っていた方がいいです。片付けた後には、ビフォア写真はもう撮ることができませんので。
2次試験のプレゼン内容について
プレゼンは、A4サイズの資料を5枚(両面使えるので最大10ページですね)。自分の資料も入れて6セット用意します。一人20分の持ち時間で発表しないといけません。
私は「アイロン掛けで悩まない押入れの整理収納」というテーマで資料を作りました。
構成は以下になります。資料はパワーポイントで作りました。以前勤めていた会社でパワポ少しは使えようになってて良かった、とつくづく思いました。
1 テーマと目次
2 クライアントのヒアリングシート
3 具体的な問題点
4 解決方法の提示
5~9 整理収納のステップにそった実作業
10 ビフォーアフター写真
資料作成で忘れてはいけないのは、ページ数を振ることと名前を記入すること。忘れてたら資料全てにページ数と名前を書かないといけません。ここはお忘れのないように。
何が一番大変だったか、というとやっぱり発表ですね(しかもくじで一番引いちゃったし!)極度のあがり症の私は、配布資料とは別に読み上げ用のテキストを分けて印刷して実際はそちらを読みながら発表しました。
私は資料の読み上げだけでホワイトボードに資料を貼ったりはしませんでしたが、同じ資料でもいいのでホワイトボードに貼って指さしでポイントを説明した方が、他の方の目も向くし実際私の発表の後にそうしている人もいたので、ホワイトボードの利用はオススメですよ。
2次試験前には、ストップウォッチを使って時間内に発表出来るよう練習もしました。20分を超えてしまうとその時点で発表終了になるため、出来るだけ18分くらいで発表できるようテキストを書き換えたりもしましたよ。
そうそう、あとは服装についてですが、さすがにデニムの人はいませんでしたが、上下スーツ!という方も試験官の方以外はいなかったです。小綺麗な恰好であれば特に問題ないと思いますよ。
2次試験の合格率は80~90%なので、1次受かって普通にプレゼンできれば合格するとは思いますが、実際2か月後に認定証が届くまではドキドキでした。
でもおかげさまで思い立ってから半年ほどで整理収納アドバイザーの資格を取ることができました。
これからひよっこ整理収納アドバイザーではありますが、どんどん新しいことにチャレンジしていこうと思います。
とうことで、整理収納アドバイザー試験の話は以上です。次回はルームスタイリスト1級講座を受講した話を書こうと思います。その後入居後のweb内覧会をまたやっていこうかな。
今日もお読みいただきありがとうございます。