こんにちは。カラーコーディネーター3級の試験が二日後に迫っているというのに、現実逃避をし始めてブログ記事を連続で書き始めたみかんです。
昔からそうでした。試験前日になると現実逃避をし始めるんです。急に掃除を始めたり、断捨離を始めたり。
何か1アクションしないと勉強に手を付けられないんですよね。
軒のない三角屋根が好きでした
さて、前回外壁を決めた我が家。
続けて決めるのは、屋根でしたが…。
「外壁」や「屋根」等、外観については、私に一任されていたため、「いいなあ」と思う外観の写真をルームクリップや、ピンタレストなどでまとめていました。
最近、多いですよね。軒の出があまりない家。
見た目にはすごくスッキリしていて、洗練されて見えるんですよね。あと、軒がない分、コスト的にも安くあげることができます。だからなのか分かりませんが、ローコスト住宅は軒がない家も多い気がします。
でも、実際屋根を選定する時になって、「軒は出ていた方がいい」という情報をネットで知り、慌てて軒を出すことにしました。
というか、調べるまで屋根にも色々な名称がついていて、それぞれ役割があることを分かっていませんでした。
屋根の軒とは?ケラバとは?
家を建てるまで、ちゃんと分かってなかった単語に「軒」と「ケラバ」があります。
下の図でいうと、赤が「軒(のき)」となり、オレンジが「ケラバ(破風板)」、青い部分が「庇(ひさし)」になります。
軒…屋根の下端で建物の外壁から張り出した部分。風雨や日光をよける。
ケラバ…切妻屋根の妻の部分
庇…窓・出入口、あるいはテラス・ポーチなどの上部に設けた片流れの屋根状のもの。
-----------------------------------------Weblio辞書より
なぜ、屋根の軒は出した方がいいのか
いくつか理由があります。
軒がない住宅は雨漏りリスクが高い
軒の出がある住宅と軒のない住宅では、雨漏りリスクが5倍も違うといったデータもあるそうです!
とても意外でしたが、雨漏りは屋根よりも、外壁(屋根と外壁の境目や、コーキング、サッシ回り等)から雨水が侵入して天井に回り、雨漏りという形になるようなのです。
また、雨漏りは新築時ではなく(新築から雨漏りしていたら問題ですよね)経年劣化することにより発生します。
経年劣化により、雨漏りをした場合、修繕費は施主が持つことになり結構な出費が見込まれるようです(私が見たサイトでは、軒なし住宅は10年毎に175万円の維持管理費が必要となると書かれていました)、おそろしや。
日差しを調整し直射日光による外壁の痛みを防ぐ
軒があることで、外壁が直射日光や雨風の影響を受けにくくなる、とのこと。
人に例えると傘をさしてない状態で、長い間直射日光や雨風にさらされるようなものですものね。
私なんて、日焼け止めや日傘なしでは外を歩くことは考えられません。真夏の日差しの中、外に出るだけで肌がジリジリ焼けていくのがわかるんです。沖縄の紫外線、恐るべしです。
家だって同じですよね。何も対策をしなければ、そりゃ人と一緒で劣化が早いや。
急な雨が屋内に入るのを防ぐ
軒や庇がないと、急な雨が降ると直接屋内に雨が吹き込みます。そんなことが度々続くのもイヤになりますよね。
勿論、軒を出すことによってイニシャルコストはあがります。でもランニングコストを重視する我が家は、全員一致で軒を出すことに賛成でした。
屋根の軒を出すとしたらどのくらい?
軒の長さはあればあるほどいいらしいです。
長さは、300/450/600/900mmが一般的とのこと。でも、軒が出るということはその分屋根の費用が上がるということ。
600あればどうにかいけるだろう、という計算の元、みかん家の軒の出は600mmになりました(本当は900出したかった。あんなに軒なし住宅いいなあって思ってたくせにね。今では、600でも大丈夫だろうか、とちょっと心もとない私がいます。はい、そうです。私、めっちゃ影響受けやすいタイプなんです)
ということで、これがちょうど一か月ほど前に撮った我が家の軒と外壁です。
屋根を選んだ今の心境として
もし、あの時私がデザイン重視で「軒なしの三角屋根がいい!」と言ってたら、K氏はその意を組んで軒なしの家を設計したかもしれません。
そう考えると、事前にネットで調べていてよかったなーと心から思います。
ちなみに、屋根は寄棟→切妻に途中で変更になりました。というか、寄棟と切妻の違いすらよく分かっていなかった私でした。
その件についてはまた次回書きたいと思います。
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